【 イラストレーター:NOEYEBROW 】慣れてしまえばかなりの作業効率アップに!キーボードに比べて驚くほど手に負担が少なく、大変良いものだと痛感しています!
少年の世界を描くイラストレーター。
主に児童書の挿絵を中心に活躍中「ひみつの小学生探偵」(Gakken)「名探偵犬コースケ」(朝日新聞ナゾノベル)「メダカ姫」(PHP研究所)「空想科学「理科」読本 エネルギー・地球編 粒子・生命編」(講談社青い鳥文庫)等がある。
自身の画集「Nostalgic Boy」(パイインターナショナル)を出版。
中国でも「少年風色」「少年星象」(漫友文化)を出版。
X:NOEYEBROW
最近は児童書のお仕事を多くさせて頂いていまして大変嬉しく思います。
イラストは全てPhotoshopで制作しています。
子供の頃から絵を描くことが好きで、最初は色鉛筆やコピックを使って描いていました。
きっかけはありませんが、気付けば自分にとって大切なものになっていました。
学生の頃はよくやっていましたが最近はやっていません。
ですが1枚の絵を完成させるまで、登場するキャラクターのポージングやアイテムなどを、自分の体や参考資料を見て描くため、それが自然と身に付いてトレーニングになっていると感じています。
こだわりは沢山あるのですが、特に変わらず描いている部分が目の表現になります。
とてもシンプルなことなのですが黒に近い瞳の描写です。
キャラクターで一番大事な部分と言われがちな瞳ですが、自分は敢えてその逆を通しています。
モブをメインにするという密かなテーマがあって、自分の描く少年達はとても地味でどことなく親近感をもつかと思います。
背景のある絵だと、画面全体に散りばめられた物語の点(アイテム)です。
その点を見つけていくと自然と繋がって物語が見えてきます。
背景には細かなこだわりを入れているので、隅々まで見て頂けると大変嬉しいです。
以前までは現実的な情景を描く事が多かったのですが、最近は自分の思考を強くした自由な発想の絵を描いていきたいなと思っています。
綺麗な絵よりかは面白くて変わった絵ですね。
Wacom Intuos ProとPhotoshop CC 2021を使っています。
資料を見たり動画を流しながらの制作が多いので、デュアルモニターが必須ですね。
これまで様々な左手デバイスが登場するたびに気になってはいましたが、自分はキーボードに慣れてしまっていたので使用することは考えていませんでした。
今回Orbital2をこのような形で使用させて頂きまして、大変便利なものだと実感しました。
実は少し前から左手に痛みがあり原因は何か考えたのですが、その時に、ほぼ毎日10時間以上キーボードでショートカットを忙しく押していることに気付きました。
Orbital2はキーボードでショートカットキーを押すのに比べ、驚くほど手に負担が少なく、大変良いものだと痛感しています。
イラストを描く際「ブラシサイズ」と「ズーム」は個人的に使用頻度が高いのですが、キーボード入力に比べてOrbital2はスティックを回すだけで大きさをスムーズに変えられ、「ズーム」もスティックを倒すだけと、とても楽で快適でした!
Joystickは一番使用しやすかったので使用頻度の高い「ブラシツール」「消しゴムツール」「ズームイン」「ズームアウト」を上下左右に割り当てました。
FlatRingでは、人差し指と親指で扱いやすい上下右側にスイッチで「移動」「Alt」「Space」「Shift」「最後の状態を切り替え」を割り当てています。
左側には、ポップアップで「画像の反転」「色調補正」「レイヤー」類を呼び出せるようにしています。
たま~に出先で仕事をする時があるので、Orbital2は軽いですし持っていきたいなと思っています。
触ってみないと合うかどうか個人差は出ると思いますが、長年キーボードでの作業をしていた自分にとっては大変便利なデバイスでした。
場所を取らないのと手で包めるサイズなので、慣れてしまったらかなりの作業効率アップになるかと感じています。
絵にもし興味を持って頂けましたら、日本画集「NostalgicBoy」と、中国語にはなるのですが最新の画集「少年星象」が発売中です。
最新の画集は、少年の世界を自由な表現でまとめたボリュームのある本になっていますので是非見てもらえると嬉しいです!
「Nostalgic Boy」
https://pie.co.jp/book/i/5196/
「少年星象」
https://comicup.booth.pm/items/5596952
▼今回Orbital2を使用して描いたイラストです!
▼ NOEYEBROWさんのオリジナルプロファイル
「Adobe Photoshop」にて、お使いいただけるプロファイルをご提供していただきました!
Windowsをお使いの方は
こちら
※クリエイターの方からいただいたプロファイルを配布しています。プロファイルを利用される方のOSやキーボード配列、クリエイターの方の独自の使い方(オートアクション設定や他デバイスとの併用など)によって動作しない機能もございます。
ご了承ください。