【 フォトグラファー:めかぶ|Mekabu 】考えるより先に体がスティックを倒して次の行動に移っていくので、作業スピードも速くなりました!
Photoshopを使って、撮影した写真をアニメのワンシーンのようなテイストにしてXに投稿するほか、東京の企画ギャラリーで作品の個展を開催させていただくなどの活動をしています。
元々写真は趣味だったので2022年1月1日からXでの写真投稿を開始したのですが、さまざまなXの写真を見ていく中で共通項のようなものを見つけ、それを数値化して自分の写真に当てはめるという実験をしたくなったのが、今作っている作品の制作動機です。
撮影地まで行くために長距離ドライブでも問題ない体づくりと、人気のある作品を数多く見ること、過去の偉大な作家の作品に触れること、そして自分の制作動機をいかにして言語化するか考えることをやっています。
現像・レタッチをするときのこだわりですが、いかに「心地いい」を数値化して当てはめるかを考えています。私にとって心地いい写真は、みんなにとって心地よくないかもしれないため、データを元にいかに標準化するかをこだわっています。
撮影するときも、基本的に安定した心地いい構図になるようにしています。黄金比などの複雑な構図法は使っていなくて、単純で素直な落ち着いた構図が好きです。
被写体としては、見ていただく皆さんがどこかで見たような、懐かしいような、物語を感じるようなものを撮るのが好きです。
露出については、過度にハイライトやシャドウを強めるのではなく、標準露出で撮っています。
写真集を作成してみたいです。
MacBook Air(13インチ、M3、2024)とNASと24インチサブモニターです。NASは増設に増設を重ねて34TBくらいになっています。Photoshopを使う場合、同価格帯PCと比較するとApple siliconの方が快適なので、Macを使っています。ただメモリは8GBだとちょっと辛いので16GBにしています。また基本的にはNASの問題があって家で作業しています。
OS:macOS Sonoma 14.5
メモリ:16GB
SSD:512GB
写真をプリントするのをゴールにしているので、モニターで見る色味とプリントした写真の色味を一緒にしたいというのがあり、モニターのキャリブレーションを行なっています。
左手デバイスは使ったことがなくて、現像・レタッチするときいつも左手は遊んでいる状態なので、正直どんな風になるか想像つかなかったです。ただ、大きいというイメージがあったので、机があんまり広くない私には縁がないものかなと思っていました。あと、ボタンが多いと機能を覚え切れずに使いこなせないような気もしていました。
Orbital2を使ってみて、とにかく小さくて私の環境にはぴったりなのがとても良かったです。また、何か操作をすればゲームのようにモニターへ行動メニューが表示されるのもとても嬉しいです。
使い込んでいくと、考えるより先に体がスティックを倒して次の行動に移っていくことに気づいて、作業スピードも速くなりました。
Photoshopで写真のRAWデータを現像やレタッチするとき、Camera Rawフィルターを使うと思うのですが、私はその際マスクするときにブラシを使っています。
このブラシなのですが、写真の加工したい部分をブラシで塗っている最中は、マウスのスクロールを操作するとブラシサイズが変更されてしまい、画像のスクロールが簡単にできないことに困っていました。
Orbital2を導入すると、Camera Rawフィルターのブラシを使用しているときのズームと手のひらツールをOrbital2に割り当てることができるため、ブラシを使用しながらシームレスに画像のスクロールや拡大ができるようになり、とても快適になりました。
また、Camera Rawのパラメータをマウスで操作していたときは、パラメータの方ばかり見ていて画像の変化の過程を見ることができていなかったのですが、パラメータ増減をスティックで行うと、画像を見ながらパラメータを加減できるのでとても良いと思います。
あと、Photoshopで画像を開いたとき、画像のズームイン・ズームアウトはキーボードを使わないとできないのですが、それがスティックの回転でできるようになったのも地味に嬉しいです。
(実際にOrbital2を使用して現像・レタッチした写真)
前の質問で回答した機能は全部プロファイルに入れたのですが、そのほかに画像のパースを調整するときに使う機能をFlat Ringへ「パース」としてひとまとめに入れました。
実はパース調整に使うときに使う機能はPhotoshop内で色々散らばっているのですが、それをまとめることができるのもOrbital2の良いところだと思います。
マクロはまだ触れていないのですが、使えたら便利そうだなと思うので使ってみたいです。
慣れるとキーボードを使わなくても済むようになり、作業ペースが上がるとても素敵なガジェットです。注意点としては、Orbital2に付属されているケーブルはUSB Type-A - Micro-Bなので、そのままだとType-CのコネクタしかついていないタイプのMacには使えません。(※1)
また、USBケーブルから給電するタイプなので、もしType-CのコネクタしかついていないタイプのMacで使われる場合は、USB Type-A - Micro-Bで給電するタイプのものをお使いください。(※2)
私はAnkerのPowerExpand 8-in-1を使用しています。
(※1:弊社オンラインストアにてType-C (to Micro B) ケーブルを販売しております。 BRAIN MAGIC Inc.)
(※2: 充電且つデータ転送にも使えるケーブルをお使いください。BRAIN MAGIC Inc.)
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▼ めかぶさんのオリジナルプロファイル
「Adobe Photoshop」にて、お使いいただけるプロファイルをご提供していただきました!
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こちら
※クリエイターの方からいただいたプロファイルを配布しています。プロファイルを利用される方のOSやキーボード配列、クリエイターの方の独自の使い方(オートアクション設定や他デバイスとの併用など)によって動作しない機能もございます。
ご了承ください。