【 YouTuber : Rec Plus 】革新的な編集デバイス「Orbital2」をPremiere Proで実際に使ってみた!
『Share Interest』(楽しさの共有)をテーマに映像制作・カメラ・旅・アウトドアなど、クリエイティブな情報や体験を発信。After EffectsやPremiere Proを使ったチュートリアルを始め、様々な動画を配信している【 Rec Plus 】を運営。
Twitter:れっくぷらす / Rec Plus
YouTube:れっくぷらす / Rec Plus
慣れると爆速で編集ができるようになるデバイス「Orbital2」を実際に使ってみました!
今回はPremiere Proで使ってみましたが、次回はAfter Effects、Photoshop、Lightroom、DaVinci Resolve、Final Cut Proなどで実際に使ってみて紹介する予定なので、そちらも是非ご覧ください。
Orbital2は、傾けるだけですぐにショートカットキーを実行できる、作業がとても早くなるツールです。
僕はブラインドタッチが出来ないんですが、Orbital2はショートカットキーの名前を登録しておけて、登録さえしておけば視認ができるので、ショートカットをいちいち覚える必要がありません。これがめちゃめちゃ便利なポイントです。
あとは3つ押さないとといけないショートカットキー、例えばFinal Cut Proの速度調整(Option + Ctlr + R)は指も独特な形にしないといけないので、一瞬で出せるのはとても有り難いですね。
映像カットするだけならOrbital2だけで、マウスさえも要らないくらいです。
「右手はコーヒー、左手はOrbital2。」
この動画を見てくださっている人はPremiere Proユーザーが多いと思うので、今回Premiere Proで具体的にやっていこうと思います。 ※以下文言に関して、動画とは違う表現方法で記載しております。
Orbital Engineモードは倒してから回すという動作で実行が出来ます。
そんなOrbital Engineモードでよく使うのが、「ボリューム変更(※1)」。
Premiere Proってボリューム変更するのが結構面倒なんですよね。
Orbital2に割り当てておくと、再生しながらボリュームが変更できます。
(※1)音量を変更すること
あとは一番便利なのが、「シーケンスの伸縮」。
シーケンスの拡大縮小が一瞬でできるので、めちゃめちゃ便利です。
普段、シーケンス下部のバーをクリックして伸ばすことで拡大縮小を行っている方は、Orbital2で一瞬で出来るようになるので、とても便利ですよ。
あとは「編集ポイントの移動」もよく使いますね。 カットしたところに自由自在に移動します。
Joystickモードは、倒すだけで実行されます。
ショートカットキーと一緒で、ファンクションキーになにか登録するのと同じ感じですね。
僕はEnterや早送り、再生・停止などを登録しています。
Joystickモードのほうが簡単に操作できますね。
Orbital Engineモードはちょっと複雑にはなりますが、その分ショートカットキーが豊富に登録できるので、使いこなすという意味ではゆくゆくはOrbital Engineモードを覚えるほうがいいと思います。
Flat RingにOrbital EngineモードとJoystickモードを切り替える「モード切替」を入れていますね。
Flat Ringで一番使うのは「倍速再生」と「編集点の追加」です。
「倍速再生は」1回スイッチを押すと通常再生、2回押すと早送り、3回押すとさらに早送りになります。
「編集点の追加」は、カットです。
普通カットはレーザーツールを選択してクリックしてカットしないといけないのですが、Flat Ringにスイッチとして登録しておけば、クリックするだけでカットすることが出来ます。
YouTubeの編集に使うのはFlat Ringの「編集点の追加」と「倍速再生」、Orbital Engineモードの「リップルトリミング」です。これらを使ったら爆速で編集ができます。
カットして再生して「ここまでカットしたい」というところまで移動したらリップルトリミングを選択して実行するだけで詰まります。カットして詰めるという動作が2動作でいけます。
今の所カット編集はキーボードノータッチですね。
その他、実際の設定方法についても動画で詳細に紹介しています。
是非チェックしてみてください!