2020/04/02 Update!

アベンジャーズやスターウォーズに関わったコンセプトアーティストが感じた Orbital2 とは?

【 Jason Horley 】
ー Jason Horley’s Career

Jason Horley さんは、キャリアの初期に『ターザン』や『アトランティス〜失われた王国〜』など、さまざまなディズニー映画の背景美術に関わりました。その後アニメーションから実写へと仕事の場を移し、『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼログラビティ』などでマットペインティング(※1)の製作に関わるようになりました。現在は主にコンセプトアート(※2)担当として、初期段階から映画製作に関わっています。近年コンセプトアートに関わった作品は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『スターウォーズ~最後のジェダイ~』など。
※1 マットペイント…映画に登場する城や未来世界のビルなどを、ガラスにオイルの塗料で描き、それをカメラの前に置く事で実際にあるかのように見せる映画制作の伝統的な手法。現在は3Dの背景を製作しブルーバックの前で役者たちが演じることで同じ効果を得ている。
※2 コンセプトアート…監督のアイディアをビジュアル化し、これから作られる映画のビジョンを視覚化したクリエイティブ。スポンサー側に披露し、映画の完成をイメージしてもらうことで、資金調達の一役も担う。

【 Jason さんの略歴 】

私は1990年代のディズニー長編アニメーション映画の作成からアーティスト人生がスタートしました。
『ヘラクレス』や『アトランティス』『ターザン』など最高に楽しい制作に携わることができました。
これらの映画は今見ても、楽しい思い出が思い出されるとともに、作品自体もとてもクールな作品と思います。
そうしてそうした制作活動から離れて次にライブアクションの制作に携わるようになりました。

今となっては50以上もの作品の制作に携わりましたが、ハイライトとしては『ハリー・ポッター』の第一作目から最終作まで、10年以上かけて全ての『ハリー・ポッター』シリーズに力を注いで来ました。
素晴らしい作品となり関わることができたことに深く感謝するとともに『ハリー・ポッター』シリーズの制作も終わりとなりました。

その他にもたくさんの映画に関わり、『ゼロ・グラビティー』も素晴らしい作品でとても楽しく制作できました。
より最近では、『スターウォーズ』シリーズにも関わることができ、 私自身、こうした最も大きな映画作品制作に関わることができてとても幸せであると感じています。

【 Orbital2について 】

Orbital2を使ってみて、どのような使い方ができるかなど考えながら学ぶことが出来、とても興味深い製品と感じました。
そして、こうしてこの製品をとても早い段階で体験できたことに大変感謝しています。
私たちは常に新しい作業環境やより効率的に時間短縮できる方法を探しています。
アートワークの作成での手助けになるようなソリューションを探しています。
とても素晴らしく、使ってみて気に入った要素は様々な機能、複合的に組み合わせた機能をデバイスの様々なボタンやダイヤルに当て込むことが出来 回したり、倒したり、押したりというシンプルな動作で実現できるという点にあります。

さらにそうした機能の組み合わせは組み合わせを変えて、より深く深く 多階層的に動作の設定を深めていくことが出来ます。
そのため、膨大なキーボード上の複数のボタンを押していた従来のショートカットキーを、Orbital2にカスタマイズすることでどんどん深く、より使いやすく多くの機能のショートカットキーを当て込んでゆくことが出来ます。

私は普段からよく使うショートカットキーを割り当ててゆき、設定をカスタマイズしたのですが、これを数週間、1ヶ月と使い続けていくことで どのように私の創作活動がより効率的に、そして、良き作品が生み出せるように貢献してくれるか、とても楽しみにしています。

とてもシンプルなデザインでありながら、非常に高階層的な構造であることから、シンプルな使い方もできますし
また、プロのように様々機能を割り当てて、Orbital2を中心的なデバイスとして使うことも可能であると思います。

特に良いと思った点は、私は従来、左手にキーボード、右手にペンタブレットとペンを持って製作を行っています。
それが何十年と続けてきた私のスタイルなのですが、今回Orbital2と出会ったことで、Orbital2があるだけでもう左手にキーボードは不要であると確信しました。 なぜなら、従来キーボードはとても横長で大きなものですので、大きなスペースを必要とするだけでなく、キーを押すために左手を横長のキーボードを大きく動かす必要があります。

しかし、Orbital2を使っている時は手の平に収まる大きさの為、従来のような無駄な手の動きを行わずに済むだけでなく 、非常に多くの機能を割り当てることが出来ます。 これは時間の経過とともに必然的なものになると感じており、これからもっと使い込んで、Orbital2を使いながら創作活動をしていきたいと思っています。

【 インタビューの背景 】
ー “Orbital2” Across the sea

日本で生まれた「Orbital2」というプロダクトが、海外のクリエイターにどのように評価されるのか?世界最高峰のクリエイティブシーンにおいても、作業を加速させ、疲労を緩和する装置となりうるのか?

「Orbital2」にとって全く未知の領域でした。 しかし、不安は最高の賛辞となって返ってきました。Jason Horley さんは「Orbital2」を使用し、一枚の作品を完成させました。

そして、インタビューにおいて、事前の打ち合わせや口裏合わせなど一切行っていないにも関わらず、Jason Horley さんは「Orbital2」の開発者が意図したコンセプト、そして「Orbital2」のもつ可能性をインタビューの中で余すところなく言語化してくれました。

この海外遠征によって私たちは、「Orbital2」が海を越えたクリエイティブシーンおいても効果を発揮するデバイスであることの裏付けを得ることができました。

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