2023/05/11 Update!

「各種名称と機能」について

Orbital2 / Orbital2 STERNAの各種名称及び基本操作

Orbital2およびOrbital2 STERNAの各種名称及び基本操作について説明します。
本体には、以下の機能があります。

1. オービタルエンジン

本体上部に設置されたオービタルエンジンは、ジョイスティック、ダイヤル、スイッチの3つの動作を組み合わせることにより、連続的な変化をストレスなく実行できるインターフェイスです。また、傾倒により表示されるガイドメニューによって、迷わず機能を切り替えることができます。機能切り替え時には振動を設定する事ができ、より直感的な操作感を実現します。

2. フラットリング

フラットリングは本体中程にある円周型の8つのスイッチで構成されたインターフェイスです。指先による最小の動作で膨大なコマンド入力を実現しています。 指先へのカチッという反応と共に画面に現れるフリックメニューを、カーソル移動により選択して機能を 切り替えます。指先を動かす程度の極軽度の動作により、長時間使用にも負担にならない仕様を実現しました。

3. グロウリング

グロウリングは本体下部、リング状のインターフェイスです。動画ソフト使用時は青、イラスト制作ソフト使用時では黄色など、一目で現在のステータスの把握を可能にします。また、発光色はあなたの好みの色に設定でき、 フルカラーのLEDライトが作業スペースを鮮やかに彩ります。

Orbital2 / Orbital2 STERNAの仕様について
商品名 Orbital2(オービタルツー)
サイズ 全高約68mm/底面~フラットリングの高さ約33mm/フラットリング直径約60mm/ダイアル直径約30mm
重量 約136g
接続方法 着脱式USBによる有線接続
商品名 Orbital2 STERNA(オービタルツー スターナ)
サイズ 全高約68mm/底面~フラットリングの高さ約33mm/フラットリング直径約60mm/ダイアル直径約28.8mm
重量 約132g
接続方法 着脱式USBによる有線接続
必要システム構成 (※1)
■ Orbital2
対応PC USBポートを搭載したPCにて動作確認済 (※2)
(転送速度: USB 2.0以上を推奨)
RAM 最低8GB以上のRAM(16GB以上を推奨)(※3)
モニタ SXGA(1280×1024)以上必須
推奨OS (※4) Windows:Windows10 64bit / Windows11 64bit
Mac:macOS 10.13 High Sierra / macOS 10.14 Mojave / macOS 10.15 Catalina/ macOS 11.1以降 Big Sur(※5) / macOS 12.0 Monterey(※5) / macOS 13.0 Ventura(※5)
※1:必要システム構成は、変更する可能性がございます。
※2:すべてのパソコン環境について動作を保証するものではありません。自作・改造マシンなど動作保証対象外のPCがあります。
※3:32bitは、使用できません。
※4:推奨OSは、サポート対象であり、動作確認を行っています。また最新版のOrbital2 Coreを起動することで、サポート対象となります。
※5:macOS 11.1以降 Big Sur / macOS 12.0 Monterey / macOS 13.0 Ventura に関しては、Rosetta 2経由で最新版のOrbital2 Coreを起動することが必要となります。
■ Orbital2 STERNA
対応PC USBポートを搭載したPCにて動作確認済 (※2)
(転送速度: USB 2.0以上を推奨)
RAM 最低8GB以上のRAM(16GB以上を推奨)(※3)
モニタ SXGA(1280×1024)以上必須
推奨OS (※4) Windows (※5):Windows10 64bit / Windows11 64bit
Mac:macOS 10.13 High Sierra / macOS 10.14 Mojave / macOS 10.15 Catalina/ macOS 11.1以降 Big Sur(※6) / macOS 12.0 Monterey(※6) / macOS 13.0 Ventura(※6)
※1:必要システム構成は、変更する可能性がございます。
※2:すべてのパソコン環境について動作を保証するものではありません。自作・改造マシンなど動作保証対象外のPCがあります。
※3:32bitは、使用できません。
※4:推奨OSは、サポート対象であり、動作確認を行っています。また最新版のOrbital2 Coreを起動することで、サポート対象となります。
※5:Arm版Windowsは利用できません。
※6:macOS 11.1以降 Big Sur / macOS 12.0 Monterey / macOS 13.0 Ventura に関しては、Rosetta 2経由で最新版のOrbital2 Coreを起動することが必要となります。
各種名称と機能
オービタルエンジン ジョイスティックと押し込み可能なダイアルボタンによって構成されるOrbital2およびOrbital2 STERNAのコア部位の名称です。
フラットリング 8つのスイッチが円周上に配置されたリング状のインターフェースの名称です。本体の通電時にリング状に90度毎に配置された4つの三角形が発光します。
グロウリング 本体の下部に位置するリング状の発光部位の名称です。プロファイル毎に異なるカラーを設定することで、現在のプロファイル情報を確認する目的に使用可能です。
プロファイル Orbital2およびOrbital2 STERNAへ割り当てを行ったキー設定を集約したファイルです。ソフトウェア毎に異なるプロファイルを用意しておくことで、簡単に機能の切り替えを実現します。有名なクリエイティブソフトに対してはそのソフトにある程度最適化がされた推奨プロファイルが提供されます。
※Orbital2 STERNAの場合、アプリケーション内に保持できるプロファイル数は5つまでとなります。外部への書き出しについて制限はございません。
フリックメニュー 本体のフラットリングに割り当てられる機能の一つです。マウスカーソルを中心にリング状のメニューが展開します。フリックメニュー表示の際、マウス移動方向に応じて、割り当てられた機能を使用することが可能です。環境設定から感度設定が可能です。
リストタイプメニュー 本体のフラットリングに割り当てられる機能の一つです。マウスカーソルに追従して表示されるリスト状のメニューです。リストから実行されるアクションは任意にカスタマイズして頂く事が可能です。
キーストローク Orbital2およびOrbital2 STERNAへ単独のキーや複数のキーの同時押しを割り当てるための機能です。入力フォームから選択できるアクションの一つです。
プログラムマクロ 一連のショートカットキー入力を事前に登録しておくことで、ワンタッチで一連の入力を実行する機能です。良く行う作業の自動化に便利です。入力フォームから選択できるアクションの一つです。
※Orbital2 STERNAではテキスト入力機能が利用できません。
テキストブロック 事前に登録をした文字列を入力する機能です。
※Orbital2 STERNAには搭載されていません。
マウス機能 マウスのクリック、ダブルクリック、ホイール操作を割り当てる機能です。入力フォームから選択して頂く事が可能です。
プロファイル切替 アプリケーションを跨いで作業を行う際に便利な機能です。ワンタッチ若しくは画面にオーバーレイするリストから選択することで、登録されたプロファイルを素早く変更することが可能です。
キーローテーション オービタルエンジンのダイヤルにのみ割り当てが可能な特殊キーアサインです。ダイヤルを回転することで、事前に登録したキーをローテーションで入力する事が可能になります。ブラシ濃度の変更やツールのローテーション切り替え等に便利な機能です。入力フォームから選択出来るアクションの一つでフラットリングやダイヤルスイッチには割り当てができません。
繰り返しオプション 入力フォームの各アクションから指定できるオプションメニューの一つです。一回のスイッチ入力に対して何回設定されたアクションを実行するか設定することが可能です。
環境設定 本体のインジケータ設定やバイブレータ感度、ジョイスティックのセンタリングなどのOrbital2およびOrbital2 STERNAの操作に関する基本設定を行う為の項目です。
装置回転 環境設定の設定項目の一つです。この項目を設定する事でジョイスティックのXYの判定を45度づつ回転することが可能です。フラットリングのキーアサインも45度づつ回転します。どの向きで配置を行うかやケーブルの出し方向に応じて設定を行ってください。
インジケータ Orbital2およびOrbital2 STERNAにはジョイスティック操作時やスイッチ入力時に、入力を可視化する事を目的とした、画面にオーバーレイするタイプのユーザーインターフェースが用意されています。これらのインターフェースの総称をインジケータと表記しています。
Joystick感度 オービタルエンジン、ジョイスティック操作時に機能選択やキー入力が実行されるジョイスティックの傾倒角を設定できる項目です。5段階で設定が可能です。数値が小さい方が小さな動きで入力が実行されるようになります。
スライド設定 ジョイスティックによるダイヤルスイッチの機能選択時に、傾けたままジョイスティックを回転・スライドさせることで機能切り替えを可能にするか、機能選択後ジョイスティックの状態をニュートラルに戻さないと機能の変更がロックするか選択出来る項目です。
※デフォルトは誤作動防止の為にOFFになっています。
スイッチ感度 フラットリングのスイッチ同時押しの判定を変更する項目(※スイッチの感度を高くすると、センサーの中間にあるスイッチの押下判定がシビアになります。)
バイブレータ感度 Orbital2の持つバイブレーション機能の振動の強弱を設定する項目です。
※Orbital2 STERNAには搭載されていません。
使用上の注意

ご使用の前に下記をよくお読みの上、正しくお使いください。

警告表示

●警告
この表示は「取り扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う可能性があること」を示しています。

▲注意
この表示は「取り扱いを誤った場合、使用者が傷害を負う、または物的損害が発生する可能性があること」を示しています。

●警告

・付属USBケーブル以外は使用しないでください。電流などの違いにより、火災・感電の原因になります。また、故障・不具合の原因になります。
・本製品は精密機器です。落としたり、上に重い物を載せたり、強い衝撃を与えないでください。故障や感電によるけが・火災など事故の原因になります。
・分解・改造をしないでください。感電によるけがや、火災の恐れがあります。改造・分解が行われた製品は保証対象外となります。
・異常(煙・音・においや発熱・損傷など)に気づいたらすぐに使用を中止し、接続機器から本製品を抜いてください。そのまま使用すると、故障の原因になります。

▲注意

・本製品を次のような場所で使用しないでください。
・静電気・電気的ノイズの発生しやすいところ
・振動のある場所・衝撃のある場所・ほこりの多い場所
・強い磁気の発生する場所
・高温多湿の場所・高温になった車の中や炎天下
・直射日光の当たる場所
・濡れた手で触らないでください。感電によるけがの恐れがあります。また、水・薬品・油等の液体に浸さないでください。故障の原因になります。
・不安定な場所に置かないでください。本製品の落下などにより、けがや故障の原因になります。
・ベンジン・シンナーなど薬品は使用しないでください。変形・故障の原因になります。

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