フラットリング設定について【スイッチ編】
フラットリングは、ボタンを押すことで実行されるモードです。
指先を動かす程度の極軽度の動作により、長時間使用にも負担にならない仕様を実現しました。
キーボードのキーがアサインできる他、キーの連打や長押しもサポートします。
スイッチには、極軽量で動作しつつも「カチッ」というフィードバックのあるセンサーを選定しました。
フラットリング設定をクリックします。
フラットリングにある各ボタンには、「スイッチ」と「ポップアップ」のいずれかが設定できます。
下記画面から「スイッチ」を選択して、設定をクリックしてください。
※ スイッチ機能を使うポイント:スイッチは1アクションもしくは押しっぱなしのショートカットキーを割り当てる場合に使います。
クリックすると、下記画面に遷移します。 「名前」の欄に割り当てたい機能の名前、「キーストロークを入力」の欄にショートカットキーを割り当てます。 どちらもカーソルがフォーカスしている状態にし、記入してください。設定完了後、「OK」ボタンをクリックします。これで、オービタルエンジンにキーストロークのプロファイルを設定することができます。 下記画面より詳細な設定方法はこちらをご覧ください。
・スポイト
・ハンドツール
・保存
・Shift
・消しゴム3種(硬め/軟らかめ/ベクター用)
イラスト制作時はブラシの切り替え操作が非常に多く地味に作業時間を圧迫することがあります。
フラットリングに割り当てることで切り替え操作が素早く行え、時間短縮になります。
・倍速再生、逆倍速再生
1回スイッチを押すと通常再生、2回押すと早送り、3回押すとさらに早送りになります。
・編集点の追加
「編集点の追加」は、カットです。レーザーツールを選択してクリックしないといけないカットは、Flat Ringにスイッチとして登録しておけば、クリックするだけでカットすることが可能になります。
・プロファイル切り替え
Orbital EngineモードとJoystickモードを切り替える、「モード切替」機能です。フラットリングに設定しておくことで、ワンタッチでモード切替が可能になります。
・フェードイン
・フェードアウト
・カット(再生バーから前をカット)
・カット(再生バーから後ろをカット)
・再生停止
・クリップ分割
カットは、それぞれ再生バーから前をカットするのか、後ろをカットするのかの違いで2種類あります。
「Orbital2の持ち方」を参考に、よく使う機能は中指と親指が届く範囲に入れます。
▼ 参考)Orbital2の持ち方について
・自由変形
・レイヤー複製
・レイヤー結合
「Ctrl(Command)+Shift+Alt+e」という4つの押しにくいショートカットキーでも、Orbital2なら、1クリックで実行できます。これを実行すると今まで作成したレイヤーをひとつにまとめた新たなレイヤーが生成されます。編集で失敗した際など、結合した時点に戻れるいわゆるセーブポイントのようなものを作ることが出来て便利です。