フラットリングができること【 スイッチ編 】
フラットリングには8つのボタンがあり、これを押すことで「スイッチ」として機能が実行されます。
スイッチ機能には、単一の機能を登録するのがおすすめで、基本的には1つのボタンに対して1つの機能を割り当てます。
「キーの連打入力」のチェックボックスにチェックを入れ、保存すると、キーの連打入力機能が設定されます。「Flat Ring」のスイッチを押し続けることで、設定したショートカットを連続して動作させることが可能になります。
また、1つのボタンに対して複数の機能を割り当てたい時には「フリックメニュー」または「リストメニュー」として使うのがおすすめです。
Flat Ring設定画面の「ポップアップ」を選択することで、フリックメニューまたはリストメニューの設定に切り替えることが可能です。
・スポイト
・ハンドツール
・保存
・Shift
・消しゴム3種(硬め/軟らかめ/ベクター用)
イラスト制作時はブラシの切り替え操作が非常に多く地味に作業時間を圧迫することがあります。
フラットリングに割り当てることで切り替え操作が素早く行え、時間短縮になります。
・倍速再生、逆倍速再生
1回スイッチを押すと通常再生、2回押すと早送り、3回押すとさらに早送りになります。
・編集点の追加
「編集点の追加」は、カットです。レーザーツールを選択してクリックしないといけないカットは、Flat Ringにスイッチとして登録しておけば、クリックするだけでカットすることが可能になります。
・プロファイル切り替え
Orbital EngineモードとJoystickモードを切り替える、「モード切替」機能です。フラットリングに設定しておくことで、ワンタッチでモード切替が可能になります。
・フェードイン
・フェードアウト
・カット(再生バーから前をカット)
・カット(再生バーから後ろをカット)
・再生停止
・クリップ分割
カットは、それぞれ再生バーから前をカットするのか、後ろをカットするのかの違いで2種類あります。
「Orbital2の持ち方」を参考に、よく使う機能は中指と親指が届く範囲に入れます。
▼ 参考)Orbital2の持ち方について
・自由変形
・レイヤー複製
・レイヤー結合
「Ctrl(Command)+Shift+Alt+e」という4つの押しにくいショートカットキーでも、Orbital2なら、1クリックで実行できます。これを実行すると今まで作成したレイヤーをひとつにまとめた新たなレイヤーが生成されます。編集で失敗した際など、結合した時点に戻れるいわゆるセーブポイントのようなものを作ることが出来て便利です。