Orbital2 Coreの環境設定について
画面左上部の設定メニューから「環境設定」を選択します。
Orbital2アプリケーションでは、お使いになる環境(USBケーブルの接続位置など)や反応感度(ジョイスティックの反応感度、フラットリングのフリック反応感度、バイブレータ感度等)の調整が可能です。
はじめての方は、初期設定のままでお使いいただき、必要に応じて反応感度を調整されることをお薦めします。
設定後は、環境設定の画面右下にある「設定を保存」を必ずクリックしてください。
ジョイスティック/スイッチ/バイブレータの感度設定ができます。
数値が小さい場合は感度が高くなり、少ないアクションで大きく反応させることができます。
Joystick感度:
Joystick感度とは、オービタルエンジンモード、ジョイスティックモード操作時に機能選択やキー入力が実行されるジョイスティックの傾倒角度を設定できる項目です。感度は1~5で設定できます。1は最高感度になり少し倒しただけで反応します。初期値は4になっています。
下方にある「スライド無効」は、ジョイスティックを傾けた状態で別ショートカットにスライドして選択することを無効にする機能です(Joystickインジケータで「オービタルエンジンモード」になっている状態でのみ反応します)。傾倒時にジョイスティックが別の場所に動いてしまってもショートカットが変わることはありません。
スイッチ感度:
スイッチ感度とは、Flat Ringのスイッチの押し込みによるクリック判定を設定できる項目です。感度は1~5で設定できます。1は最高感度になり、クリック判定が早いので処理動作も早いですが、慣れていないと他スイッチのクリックと誤判定される場合があります。
最初は、3~5に設定し操作に慣れていただいた段階で感度をあげていただくことを推奨します。
バイブレータ感度:
バイブレータ感度とは、オービタルエンジンを倒した際に、ユーザーへのフィードバックのバイブレーションの強度を指します。 感度1~3の設定とオフが設定可能です。初期値は感度2です。感度1が最小になり、感度3が最大となります。
※ Orbital2 STERNAは機能制限により設定できません。
フリック設定では、マウスカーソル(ペンタブのペン)をどれくらい移動させることで機能を実行するかを設定することができます。内円・外円の数値は10 ~ 140で設定が可能です。
内円の数値の設定距離を超えることでカーソルの方向のショートカット を選択でき、外円の数値の設定距離を超えることで選択しているショートカットを実行できます。
内円の数値と外円の数値を狭めることで選択から実行への処理が最短で可能になります。
※ フリックメニュー:マウスカーソルを中心に表示されるメニューです。マウスカーソル(ペンタブのペン)をフリックすることで、 各方向に割り当てられた機能を使用することができます。
インジケータとは、Orbital2のジョイスティック操作時やスイッチ入力時に、 入力を可視化する事を目的とした、画面にオーバーレイするタイプのユーザーインターフェースの総称です。インジケータガイド/インジケータ位置の2つの設定メニューがあります。
ジョイスティックの補正:
ジョイスティックの補正とは、ジョイスティックを傾倒した方向を表示します。
XYリセット:
ジョイスティックの原点座標をリセットします。 微妙な個体差が発生するケースにて「XYリセット」することで 新たなキャリブレーション設定が可能になります。
インジケータ位置
インジケータ位置の設定が可能になります。
ここで設定した画面の位置にインジケータを固定表示させることができます。
「マウス追従」を選択するとマウスカーソル(ペンタブのペン)を中心にインジケータが表示されます。
装置回転設定:
Orbital2とPCをUSBケーブルで接続した際に、USBケーブルが接続された方向を指定することで、常に使用者のモニタ画面では上にあたる方向を指定する為の設定ができます。例えば、右側からUSBケーブルで接続した場合は、右側の90を選択します。
ジョイスティック(※)をフラットリングの位置まで倒しきると、倒した方向のフラットリングのスイッチが押され、割り当てている機能が実行されます。
※モード関係なく、Orbital Engineモード・Joystickモード、両方で使用可能です。
わざわざフラットリングのスイッチまで手を伸ばすことなく、ジョイスティック操作だけで、フラットリングのスイッチを押すことができます。
※ Orbital2 STERNAは機能制限により設定できません。